
M12Nラインポロと並ぶ英国企画の定番モデル、M3。
ロットナンバーM3はFRED PERRYが最初に世に出したモデルであるM1から数えて
3番目にリリースしたモデルであることを示しています。
ブランドの象徴、ローレルが際立つプレーンなデザインにイングランドを感じさせる、
クラシカルなディテール。
ベーシック好みの方におすすめのスタンダードモデルです。

他のブランドが様々な環境変化によって自国生産を諦めてしまうケースが多い中、このモデルは英国製であることに一貫して拘っています。
このシャツがイギリスで生まれ、ロンドンカルチャーに育まれたプロダクトであること、
そこには常に革新を遂げながらも原点を大切にするというブランド哲学が息づいています。
伝統を重んじる英国気質が生む、時代や効率に流されない本物感。「メイドインイングランド」には縫製技術や製法だけでは語れない、スピリットとしてのカッコ良さがあるのです。

シルエットはすっきりとしたスリムフィット。
身幅はやや細め、
外に出した時に美しいよう着丈は短めに設定されています。
肩周りのボリュームをもたせクラシカルな袖がポイントです。
サイズはUK表示のXS・S・M・Lのフルサイズ4サイズ展開。
お好みに合わせたフィット感でお選び下さい。

カッティングと共にフィット感を生み出すポイントはその素材特性にあります。
素材はコットン100%のピケ(鹿の子)素材。
ふんわりとゆるく編まれているため、洗濯をすることで縮みを生じ、絶妙のフィット感が生まれます。

ジャパンラインと比較し、やや幅広の衿。

衿ネーム。メイドインイングランドの表記。
FRED PERRYの刻印が入った4つ穴ボタン。ボディーカラーと同色のブラボタンが使われています。

ややボリューム感を持たせたクラシカルな袖のフォルム。
左胸にブランドの象徴、ローレル刺繍。光沢感のある糸を使いスタイリッシュな印象に。
日本製モデルと比較するとやや大きめに刺繍されています。
機能性と豊かなカラーバリエーションで世界中から愛されるフレッドペリーのポロシャツ。
その誕生は超一流アスリートでベストドレッサーと謳われた創業者のセンスによってもたらされました。

ブランドの創始者フレデリック・ジョン・ペリーは、英国で唯一のグランドスラムを達成した伝説のテニスプレイヤー。
現役引退後は、当時あまり優れたものがなかったリストバンドに着目。自身の愛称であったフレッドペリーの名を冠し、改善に努めました。そのしなやかなリストバンドがトッププレイヤーの間で評判を呼び、スポーツウエアを事業として開始するきっかけに。間もなくベストドレッサーとしても認知されていた彼はシャツの製造を開始。ウインブルドンから正式な許可を受け、お馴染みのローレル(月桂樹)マークのポロシャツが誕生しました。

1950年代のポロシャツ
「女王様、このシャツはフィットするのです。」
ウインブルドン開会式の来賓に招かれたエリザベス女王が、「フレッドペリーのシャツは他のシャツより何が優れているのか」と問いかけたのに対し、フレッドペリー氏は自信を持ってこう返答しました。
だぶだぶのテニスウエアばかりだった当時、フレッドペリーの体にフィットするシャツはその斬新さから多くのプレイヤーに支持され、女王が話題にするまでに英国で浸透していたのです。
ラインポロシャツの誕生
1957年フットボールチーム・ウエストハムユナイテッドのファンが、クラブカラーのシャツをフレッドペリーに熱望。これが発端となり、フレッドペリーを代表するアイコン、衿と袖にデザインされるティップライン(2本ライン)の入ったM12が誕生することになりました。
既存の常識にとらわれず革新を続けるフレッドペリーのポロシャツは、時代にもフィットしながら更なる支持を獲得することになります。
モッズを描いた映画「さらば青春の光」フレッドペリーのポロシャツが印象的
スポーツウエアであったフレッドペリーのポロシャツをファッションアイテムに昇華させたのはイギリスのサブカルチャーでした。1960年代当時“モッズ”と呼ばれていた英国の若者文化はファッション・カルチャーの最先端であり、その動向は世界中の若者に大きく影響を与えていました。ブーツにジーンズ、細身の三つ釦スーツやジャケットを羽織り、インナーにフレッドペリーシャツをトップボタンまで締めて着る、というスタイルが彼らの間で流行。テニスシャツとして充実した機能性とバリエーションを持ったフレッドペリーシャツは、彼らのニーズに見事にフィットしました。このようなファッションはロンドンにある若者ファッションの代名詞カーナビーストリートから、世界中に波及し、ビートルズやThe Jam、日本ではGSブームに反映されていったのです。このようにしてフレッドペリーはスポーツウェアとして、またファッションアイテムとして、双方から認められるはじめてのクロスオーバーブランドとして確立するに至りました。

フレッドペリーのポロシャツを愛用するアーティストは多く、多くのコラボレーションが行われています。モッド・ファーザーと呼ばれるイギリスのカルチャー的アイコン、ポールウエラーもその一人。長きにわたりフレッドペリーのポロシャツを愛用し、これまでに3度のコラボレーションを発表しています。伝説のスカバンド、ザ・スペシャルズのテリー・ホールは彼が'70年代に愛用していたVセーターを復刻。その他、ロックバンド「グッド・シャーロット」のジョエルマッデン、知的で甘いルックスで人気のデーモン・アルバーンなどプライベートでもオンステージでもフレッドペリーを愛用するミュージシャンは枚挙に暇がありません。日本でも東京スカパラダイスオーケストラのフレッドペリー好きは有名。フレッドペリーは英国を始め世界のミュージシャン達と深い関係を気づき、共に長い歴史を歩んできたといえます。

2004年からはコム・デ・ギャルソンやラフ・シモンズを始めとする、様々なファッションブランド / デザイナーとのコラボレーションを開始し、ハイファッションの世界にも進出しています。フレッドペリーはユニークなスポーツウェアのバックグラウンドと、ミュージック・ヘリテージを持ったグローバル・ファッションブランドへとさらなる進化を遂げているのです。
