綿の種を植えました_新潟燕市の綿花栽培vol.2

新潟燕市でチャレンジする綿花栽培。5月も下旬になり、種子植えに適した頃合いということでハーヴェストさんに行ってまいりました。

こちらは先立ってハーヴェストさんが種子植えしていたもの。種子植えから1週間で発芽、10日間でこんな感じに育っていました。

目指すはこんな苗木たち。今回、種子植えさせておただくのは今城メリヤスさんに提供いただいた洋綿と、ハーヴェストさんで育てている和綿です。

土田ご夫妻のご指導のもと、種子植えの準備をしていきます。

こちらはハーヴェストさんで昨年に収穫した和綿の種子。

箱に書いてある「棉」という字を見て、あれっ?と思いましたが、これには理由が。この木へんの棉は植物としての状態を指し、収穫された種付きの状態まではこちらの字を使うのだそう。種を取り除き繊維としてのワタが「糸」へんの「綿」になるのだそうです。勉強になるなぁ。

こちらはハーヴェストさんで育てられた茶綿の種子。綿が茶色なのが特徴の和綿です。当然ながら種子を覆っている綿毛も茶色なんですね。

綿毛は油分を含んでいて、そのままだと種子に水が届かないのだそう。ハーヴェストさんでは灰を塗すことで水を馴染みやすくしています。
ちなみに今城メリヤスさんでは一晩、水に浸すことで綿毛に水分を含ませてから植えるとのことです。

使うのは土田家の暖炉の灰。素敵です。

灰を種子にふりかけて、しっかりと付着させるよう混ぜ込みます。

そこに水をかけ、揉み込むようにさらに混ぜ込みます。

準備ができた種子。綿毛にしっかり水が届いています。こちらは和綿。

こちらは洋綿。和面よりも種子が一回り大きいですね。

準備ができたらポットに植え込んでいきます。

植えるのは指の第一関節くらいの深さ。鳥が咥えてきた種子が落ち、そこに土が軽く被さったような感じということです。常に自然をイメージしながらの栽培、土田さんのロマンの一端を感じます。

一つのポットに種子を3つずつ植えこみます。

丈夫な苗にそだちますように〜🤲

ハーヴェストの看板猫、チエコちゃんも興味津々。

おいおい、これは食べものじゃないよ〜(笑)

集中しないと、どこまで植えたかわからなくなっちゃう。

ってな感じで、400個ほどのポットに種子植え完了!

台に並べて水をたっぷりとかけていきます。土田さんの水やり、めちゃくちゃ絵になるなー。

水が行き渡ったポット。これから発芽して、しっかりと根が付いた苗になったら地面に植えます。

てなことで種子植え完了!最後にチエコちゃんも一緒にパチリ。

以上、ココチヤ代表のみずよしでした。

綿花栽培のレポートは以下のページにまとめています。
よろしければ合わせてご覧ください。

新潟燕市の綿花栽培プロジェクト

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