吊り編み度詰め天竺ボーダーシャツを製作中。

吊り編み? 度詰め?  天竺?
一般の方には耳なじみのないワード連発の、しち面倒くさいTシャツ作りに今チャレンジしています。しち面倒くさいといっても、出来上がりは皆さまおなじみ、定番のボーダーシャツ。
ボーダーと言えば当店でも人気の高いセントジェームスやオーシバルなどフランス物のバスクシャツが有名ですね。これらは元々漁師さんたちが仕事着として着ていた丈夫なカットソーが原点。視界が悪い海上でも漁師同士が見分けできるようカラフルなボーダー柄が誕生したと言われています。仕事着ルーツとあって生地は頑丈。ガシガシ洗い、着込むほどに味が増してくるというのがバスクシャツの特徴。着こなしのアイコンにもなり、コーディネートもしやすいという、正に完成されたカジュアルの定番といえると思います。

最高のボーダーシャツを目指して

当店で数えきれないほど販売してきたセントジェームスのボーダー。私自身、長く愛用しその良さは熟知しているつもりです。そんな私が、
「この完成品に挑むべく、最高のボーダーシャツをつくれないか。」
という無謀な思いを抱いたのは、吊り編みを手がける和歌山の機屋さんとご縁ができたのがきっかけでした。

幾重にも重ねた拘り。度詰め吊り編みボーダー

roopwheel

吊り編みとは1950年代に活躍した旧式の吊り編み機で編んだ生地のことをいいます。吊り編みは時間をかけてゆっくりと編み上げられるため、空気を含んだような柔らかな風合いの編地が生まれます。その反面、生産効率が極めて低いことから世界中の吊編み機は姿を消し、現在では和歌山県の機屋さん数軒で稼働するだけになっています。その稀少な吊り編み機を使っていただき、度詰め(編み目の密度を詰めて生地強度をアップ)した天竺(しなやかで着やすいメリヤス編み)ボーダー(色が変わる度に糸を繋ぎ変えるという機屋さん泣かせな)Tシャツを製作中なのです。
そんなしち面倒くさい工程を経てつくった、普通のボーダーTシャツ。
この秋ココチヤで発売予定です。

⇒度詰め吊り編みボーダーTシャツ

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